
みなさんこんにちは。
美容初心者のえむうさです。
私は、美容皮膚科の専門知識が全くありません!
これからみち院長に色々教えてもらいながら、美容の勉強をしていくよ♪
今日は、ピコレーザーの種類について、みち院長に色々と教えてもらうよ。

※本記事では、トラネこは登場しません。今後の登場をお楽しみに!

みち院長、こんにちは!

はい、こんにちは。

ピコレーザーってそもそもどういう機械なんですか?

美容医療で使われる「ピコレーザー」は、「ピコ秒(1兆分の1秒)」という非常に短い照射時間でレーザーを当てる機器の総称なんです。
従来のQスイッチレーザーが、「ナノ秒(10億分の1秒)」なのに比べ、なんと、1/1000の時間で照射が可能になりました。

えぇぇ!1兆分の1って短すぎる!!ピコってそういう意味だったんですね!

ちなみに、国内の美容皮膚科で主に使われているピコレーザーは大きく分けて4種類あります。

特徴 | 世界初のピコ秒レーザー |
得意分野 | しみ |
ポイント | 衝撃波(光音響効果)が強く、メラニンを細かく砕く力に優れるため、薄いシミや色ムラ改善に向いている |

特徴 | 複数波長を使い分けできる高性能機 |
得意分野 | ・シミ、肝斑 |
ポイント | 肌へのダメージが軽度のため、痛みやダウンタイムが短め、初心者も受けやすい |

特徴 | 日本人のスキンタイプに合わせた設計 |
得意分野 | ・濃いシミ |
ポイント | 浅いシミだけでなく深いシミやADM(後天性真皮メラノサイトーシス)などのあざにも対応、少ない回数で効果が出やすい |

特徴 | ルビーレーザー搭載の高出力レーザー |
得意分野 | ・薄いシミ |
ポイント | 「ピコ秒」「ナノ秒」「マイクロ秒」の照射が可能、治療の幅が広いのが特徴 |

へぇ〜。いろんな種類の機械があるんですね!
Mクリニックではどの種類のピコレーザーを使っているんですか?

Mクリニックでは「エンライトン」の中でも、日本人の肌に最適な「エンライトンSR」を使っていますよ。
「エンライトンSR」は、日本人のスキンタイプに合わせてキュテラ社(アメリカ)が開発したピコ秒レーザーで、日本の厚生労働省の承認およびアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を取得している非常に安全性の高い機器となっています。
どのピコレーザーが優れているか、ではなく、肌状態や目的に合った機器を選ぶことが重要です。
比較表を貼っておくので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪


いろんな種類があるのは分かったんですが、自分の肌を改善するためには、どの種類のあるクリニックを選べばいいですか?

ピコレーザーは、「機種名」で選ぶものではなく、肌悩みと治療目的で選ぶのが基本なんです。
メラニンを細かく砕けるタイプ
低出力で均一照射できるレーザー
深い層まで届く波長を使えるタイプ
複数波長・出力調整が可能なレーザー
皮膚に微細な刺激を与え、コラーゲン生成を促すタイプ
フラクショナル照射に対応しているかがポイント

最新の機器だから必ずその人にとって良いというわけではなく、患者様の肌悩みに、クリニック側がどう使い分けるかの方が大切かなと思います。

でも、濃いシミに効く機器で治療をやっておけば、薄いシミやそばかすも一撃できるものじゃないんですか?
大は小をかねるっていいますし!

その考え方はとても自然なんですが、シミ治療では、必ずしも当てはまらないんです。
濃いシミに使うレーザーは、深い層まで強くエネルギーを届ける設計になっているんです。
なので、薄いシミやそばかすに同じ出力で照射すると、必要以上の刺激になって、炎症後色素沈着(色が濃くなる)リスクが高まってしまうこともあるんですよ。
シミ治療は「強く当てれば早くとれる」というものではなく、シミの深さ・濃さ・種類に合わせて、最適な出力と照射方法を選ぶことが重要です。

なるほど!!

もう少し分かりやすく例えるなら…
強い洗剤で頑固な汚れを落とすのと、デリケートな衣類を洗うのは別なのと同じで、汚れは落ちるかもしれないけど、服自体を痛めてしまっては意味がないですよね。

Mクリニックがとても丁寧に診察していて、少ない回数でも効果を感じやすいのは、そういうところのこだわりなんですね!!

当院では、濃いシミ・薄いシミ・肝斑・そばかすを一括りにせず、必要なところに、必要な分だけアプローチする治療を行っています。

ピコレーザーって、「スポット」「トーニング」「フラクショナル」って聞くんですが、それぞれどう違うんですか?

同じピコレーザーでも照射方法と目的が全く違うんです。
まずは、それぞれの役割を考えると分かりやすいですよ。
目的 | 濃いシミ、ADM、一部のそばかす |
|---|---|
照射方法 | シミ1つ1つを狙って、ピンポイント照射 |
特徴 | ・出力が比較的高い |
注意点 | かさぶたや、一時的な色素沈着が起こることがある |
一言でいうと | 狙い撃ちでシミを取る治療 |
目的 | 肝斑、薄いシミ、くすみ |
|---|---|
照射方法 | 低出力で顔全体に均一照射 |
特徴 | ・肌への刺激が少ない |
注意点 | 効果は回数を重ねて実感する |
一言でいうと | 少しずつ色ムラを整える治療 |
目的 | 毛穴、ハリ、小じわ、肌質改善 |
|---|---|
照射方法 | レーザーを点状(フラクショナル)に照射 |
特徴 | ・真皮層に刺激を与え、コラーゲン生成を促す |
注意点 | 赤みや点状出血が出ることがある |
一言でいうと | 肌を育てる治療 |
3つの違いをまとめると・・・
治療名 | 主な目的 | 向いている悩み |
|---|---|---|
ピコスポット | シミ除去 | 濃いシミ・ADM |
ピコトーニング | 色ムラ改善・メラニンを減らす | 肝斑・薄いシミ |
ピコフラクショナル | 肌再生・肌質改善 | 毛穴・ニキビ痕・肝斑・色素沈着 |

同じピコレーザーでも、目的がこんなに違ったんですね!

ピコレーザー治療は、「どれか一つを選べばいい」というものではないんです。
シミの種類や肌状態に応じて、スポット・トーニング・フラクショナルを組み合わせることで、より自然で安全な仕上がりを目指します。
まずは当院のカウンセリングで、どの治療が適しているか、一緒に確認しましょう♪

ネットで「レーザーで肝斑が悪化した」というのを見たんですが、本当ですか?

条件次第では、本当です。
ただし、それは「ピコレーザーが悪い」のではありません。

じゃあ、一体なにが悪いのでしょう・・・?

肝斑は刺激に弱いシミなんです。
なので、強すぎる出力だったり、スポット照射の誤使用などによって、炎症が起きてしまうと濃く見えることがあります。

先ほども肌悩みに応じたレーザーの使い方が大事とおっしゃってましたもんね!

そうなんです。
肝斑には、低出力で、均一照射(ピコトーニング)が基本です。
適切な設定で行えば、ピコレーザーは肝斑治療の選択肢の一つになります。
また、より深い層から肌を再生するピコフラクショナルを併用することで、さらに相乗効果が期待できます。

なるほど。
つまり、「レーザー=肝斑NG」は誤解で、診断と出力設定が全てってことですね!

正直、一回で全部取れると思って美容皮膚科へ行かれる方もいますよね?

お気持ちはわかりますが、ほとんどの場合、1回で完結する治療ではないんです。
シミは、「表面」「真皮」「混在」していることが多く、肌には回復の時間が必要なんです。
なので、無理に1度で取ろうとすると、色素沈着や肌トラブルのリスクが高まってしまいます。

では、何回で効果がでるんでしょうか?

あくまで一般的な目安で個人差はありますが・・・ ピコスポットの場合は、1回で反応が出ることが多いです。 ただし、かさぶたや一時的な色素沈着が出てしまう場合もあります。
ピコトーニング・ピコフラクショナルは、5〜10回ほどで変化を実感する方が多いです。 みなさん大体3〜4週間おきに継続されていますね。
ただし、肌状態によって必要な回数は異なります。

回数が多いのは、効果が弱いからではなく、肌を守りながら改善するための設計なんですね!
肝斑の状態を正しく診断し、低出力のトーニング・フラクショナル照射を行えば、治療選択肢のひとつになります。
治療内容によりますが、ピコスポットはまず1回、トーニング・フラクショナルは5〜10回が目安です。
紫外線やホルモンバランスの影響で再発することがあります。 治療後のスキンケアとUV対策が重要です。
トーニングはほぼありませんが、スポットやフラクショナルでは赤みやかさぶたがでることがあります。

ピコレーザーは、「魔法の治療」ではありませんが、正しく使えば、非常にコントロール性の高い治療です。大切なのは機器の種類よりも、診断と使いわけです。
ご自身のシミがどのタイプなのか、まずは医師に相談することをおすすめします。
Mクリニックでは、ひとりひとりのお肌悩みに合わせた治療をご提案いたします。
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診療時間
10:30-13:00/14:00-18:30
※日曜/月曜/祝日休診
コラム執筆・監修
兵庫医科大学医学部卒業
大阪市立大学医学部入局後、大阪府内及び東京都内皮膚科美容皮膚科勤務、院長・副院長を歴任
2023年 Mクリニック開院
日本美容皮膚科学会正会員
NMN医療研究会正会員
©︎2023 M clinic