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ニキビはなぜできるの...

ニキビはなぜできるの?「ピコフラクショナル」や「マッサージピール」が効果的?

Mクリニック 院長

阿部 みち

執筆・監修

ニキビは、思春期から大人まで幅広い年齢層に見られる肌トラブルのひとつです。
見た目に影響するだけでなく、痛みやかゆみを伴うことも多く、精神的ダメージによる自己評価の低下や、メイクでカバーしないと外出しづらいなど、生活の質にも影響を与えます。

ニキビの原因は、ホルモンバランスや食生活、ストレスなど多岐にわたるため、効果的な対策を見つけるのは難しいこともあります。
このコラムでは、ニキビのメカニズム、予防、そして、美容皮膚科で出来るおすすめの治療法について詳しく解説し、健やかな肌を保つためのアプローチをご提案します。


ニキビはなぜできるの?ニキビができるメカニズムとは?

ニキビは、肌の毛穴における皮脂と角質のバランスが崩れることで生じます。
通常、毛穴の奥には皮脂腺があり、皮脂が肌表面に適度に分泌されることで肌を保護しています。しかし、さまざまな要因で皮脂の分泌が過剰になると、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができやすくなります。

特に、思春期やストレスが多い時期には、ホルモンの影響で皮脂分泌が増えることが多く、毛穴の出口がふさがりやすくなります。この状態に、アクネ菌などの細菌が繁殖すると、炎症を引き起こし、赤く腫れたり膿を伴う、化膿性のニキビへと発展します。

また、食生活やスキンケアの習慣、さらには睡眠不足も皮脂バランスに影響を及ぼすため、健康的なライフスタイルもニキビ予防に重要な役割を果たします。

ニキビを予防するには?

ニキビの予防には、日常の生活習慣やスキンケアが大きく関わっています。
まず大切なのは適切な洗顔です。皮脂や汚れを落とそうと強くこすったり、過剰な洗顔を行うと、逆に肌が乾燥し、皮脂の分泌を増やす原因になることがあります。
朝晩の適度な洗顔と保湿をしっかり行うことが、肌のバランスを保つ基本です。

食生活も重要なポイントです。
脂っこいものを甘いものを過剰に摂取することで皮脂の分泌が増えやすくなります。
一方で、ビタミンB群やビタミンC、亜鉛などが含まれる食品は、皮脂バランスを整え、肌のターンオーバーをサポートする働きがあるため、積極的に摂取したい栄養素です。

睡眠やストレス管理も見逃せません。
睡眠不足やストレスはホルモンバランスを崩し、皮脂分泌が増える原因になります。
規則正しい生活リズムを保ち、リラックスする時間を作ることで、心身ともに健康を保つことがニキビ予防につながります。

さらに、スキンケアでは、肌に優しい製品を選び、紫外線対策も欠かさず行いましょう。
紫外線は肌のバリア機能を低下させ、毛穴の詰まりの原因になることもあります。
日常の小さな積み重ねが、ニキビのできにくい健康な肌づくりへの近道です。

ニキビができてしまったら?美容皮膚科でおすすめのニキビ治療は?

おすすめのニキビ治療その①
ニキビ内服、外用薬、ビタミン注射や点滴

ニキビ治療の基本として、まず、ビタミンや抗生剤の内服、外用薬の使用、ビタミン注射や点滴などを組み合わせて治療することがおすすめです。

・ニキビビタミン内服

皮脂の分泌を抑制するビタミンB群や、抗炎症作用のあるトラネキサム酸、抗酸化作用のあるビタミンCの内服、さらに、炎症が強い場合には抗生剤の内服を併用するなど、常日頃からのケアが大切です。
ホルモンバランスの乱れによる難治性のニキビにはアルダクトン(スピロノラクトン)の内服の併用もおすすめです。

・トレチノイン外用

皮膚科で処方される抗生剤などの外用薬の他に、ニキビの治りを早めるとともにニキビのできにくい肌作りのためのホームケアとして、トレチノインの外用などの併用も有効です。
トレチノインはビタミンAであるレチノールの誘導体で、皮脂の分泌を抑制し、ニキビの原因となる毛穴の詰まりを改善したり、ターンオーバーの促進によりニキビを早く治す効果が期待できます。


・ビタミン注射・ビタミンカクテル注射

ビタミンB群(主に、ビタミンB1・B2・B6・B12など)やビタミンCなどの栄養成分を直接静脈から注入するビタミン注射やビタミンカクテル注射は、毎日ビタミン剤を内服するのが苦手な方や、経口摂取よりも効率的に栄養成分を体内に取り込みたい方におすすめです。


・高濃度ビタミンC点滴

高濃度ビタミンC点滴は、大容量のビタミンCを用いて体内の活性酸素を除去し、ニキビの炎症を抑え、ニキビを早く治すだけでなく、美白作用によりニキビ跡の色素沈着を予防する効果が期待できます。


おすすめのニキビ治療その②
ピーリング(ケミカルピーリング、マッサージピール)

美容皮膚科でのニキビ治療にはさまざまなアプローチが存在しますが、その中でも「ケミカルピーリング」は、肌表面の古い角質を取り除き、ターンオーバーを促進することで、ニキビや毛穴の詰まり、さらには肌質全体の改善を目指す治療法です。
酸を使って肌を優しくピーリングするケミカルピーリングは、ニキビの原因となる皮脂や汚れの除去し、毛穴の詰まりを解消することで、ニキビの発生を抑えるだけでなく、ターンオーバーを促進し、ニキビの治りを早め、肌全体の質感も改善する効果が期待できます。
また、「マッサージピール」は、肌に負担をかけずにニキビやニキビ跡の改善を目指せる治療法として注目されています。
刺激を抑えつつ肌の再生をサポートするため、敏感肌や乾燥肌の方にも適しています。

・ケミカルピーリング

古い角質を取り除き、肌のターンオーバーをサポート

ケミカルピーリングとは?

グリコール酸や乳酸などの酸を使って肌表面の古い角質を溶かし、新しい皮膚細胞を生成する治療法です。
酸の種類や濃度は、患者の肌タイプやニキビの状態に応じて調整します。
毛穴の詰まりが解消されることで、ニキビの発生を抑えるとともに、ターンオーバーを促進することで、ニキビの炎症を早く鎮め、ニキビ跡の赤みや色素沈着の予防や改善を促す効果も期待できます。

・マッサージピール

刺激を抑えたピーリングで肌の再生をサポート

マッサージピールとは?

マッサージピールは、肌を優しくマッサージしながら薬剤を浸透させるピーリング治療法です。33%の高濃度のトリクロロ酢酸(TCA)と低濃度の過酸化水素、コウジ酸が配合されており、皮膚の真皮深くに浸透し、繊維芽細胞を活性化させることによりコラーゲンを増生させ、肌にハリや弾力をもたらす働きがあることから、コラーゲンピールとも呼ばれます。
肌のターンオーバーを促進することで、ニキビの回復を早めるとともに、コウジ酸のメラニン生成抑制作用により色素沈着やニキビ跡を改善する効果が期待できます。
強い剥離作用はなく、痛みやダウンタイムも少ないのが特徴です。

おすすめのニキビ治療 その③ピコフラクショナル

最新のニキビ治療として、ピコフラクショナルレーザーを用いる方法があります。
ピコフラクショナルレーザーは、表皮を傷つけずに真皮層に直接作用し、熱エネルギーによるダメージを与えることで、真皮層から肌細胞の再生を促し、ニキビを早く治す効果が期待できます。

・ピコフラクショナル

美肌を目指す最新アプローチ

ピコフラクショナルとは?
ピコフラクショナルレーザーは、超短パルス(ピコ秒単位)のレーザーを用いて肌に微細なダメージを与え、コラーゲン生成を促進する治療法です。
従来のフラクショナルレーザーよりも肌への負担が少なく、回復も早いため、敏感肌やデリケートな肌を持つ方にも適しています。
ニキビに直接照射することで、熱による殺菌作用によりニキビを早く治す働きや、真皮層のコラーゲンの産生を促し、肌を内側からふっくらと持ち上げ再生を促すことから、ニキビ跡の凹凸が改善され、滑らかで均一な肌質を目指せます。
また、色素沈着にもアプローチし、赤みや茶色い跡を徐々に薄くしていく効果もあります。


おすすめのニキビ治療その④
C-オペラ3in1エクソソーム導入

エレクトロポレーション(電気穿孔法)と超音波導入(ソノフォレーシス)・冷却療法(クライオ療法)の3つを同時に行える世界で唯一の経皮導入治療器C-オペラを用いて、肌再生を促す有効成分を真皮層の奥深くまで浸透させることで、肌に栄養を与え、ニキビの炎症を鎮めるとともに、ニキビを早く治す治療法です。
ニキビによる肌荒れで皮膚のバリア機能が低下し、乾燥しがちな肌に潤いを与え、しっとり美肌へと導きます。

・C-オペラ3in1エクソソーム導入

エクソソームと最先端技術で健やかな肌へ

Cオペラ3in1エクソソーム導入とは?
エクソソーム(ヒト幹細胞培養液)は、細胞間での情報伝達を行う微小な物質で、成長因子やタンパク質が含まれていることから、肌の再生を促す効果が期待されています。Cオペラ3in1エクソソーム導入では、エクソソームを肌の奥深くまで導入することで、肌の再生能力を引き出し、ニキビを早く治すとともにニキビ跡や傷ついた肌の修復をサポートします。


まとめ

ニキビ治療には、自分に合った方法を見つけることが大切です。
日常のケアや生活習慣の改善などと平行して、美容皮膚科での専門的な治療を取り入れることで、より早く効果を実感できる場合もあります。

また、ニキビは一時的なものではなく、根本的な原因に向き合うことで長期的な改善が期待できます。自己判断に頼らず、専門医と相談しながら、ニキビの状態や肌質に合わせて最適なアプローチを選びましょう。
健やかな肌は、健康な心と体から生まれます。無理せず焦らず、ご自身のペースで、自分に合ったケアを続けることが美しい肌への一歩となります。

ニキビ治療について、ご相談・ご質問がございましたら、是非一度、Mクリニックの診察カウンセリングにお越しくださいませ。
患者様お一人お一人のお悩みに合わせて、最も効果的な治療法をご提案させていただきます。

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コラム執筆・監修

Mクリニック 院長

阿部 みち

兵庫医科大学医学部卒業
大阪市立大学医学部入局後、大阪府内及び東京都内皮膚科美容皮膚科勤務、院長・副院長を歴任
2023年 Mクリニック開院

日本美容皮膚科学会正会員
NMN医療研究会正会員

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